外科

診療・各部門

外来診療担当表

診療概要・特色

多岐にわたる幅広い疾患に対応していることが当科の最大の特色です。肛門疾患・そけいヘルニアや臍ヘルニア等の脱腸疾患・急性虫垂炎・胆石胆のう炎・腸閉塞等の良性疾患に対する外科治療および化学療法に対応しています。また当院は健康管理センターを併設しており、検診後の診断および精査のための針生検や組織検査も担っています。さらに呼吸器外科・血管外科・形成外科の専門外来があり、その先生方と連携していることも特色の一つです。

主な対象疾患・治療

具体的にご紹介します。肛門3疾患のイボ痔、穴痔、切れ痔に対応しています。目玉は脱出性内痔核に対するジオン注で1泊2日の治療です。さらに直腸脱に対する腹腔鏡手術も行います。そけいヘルニア・急性虫垂炎・胆石胆のう炎に対する腹腔鏡手術に加えて、胃がん・大腸がんも基本的に腹腔鏡手術で行っています。悪性疾患である胃がん・大腸がん・乳がんに対する化学療法は、エビデンスに基づく診療および治療ガイドラインに則して行っています。
2025年には週2~3日程度の手術日をどんどん充実したものにして行きたいと考えております。
可児市民の皆様、地域の医療機関の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

医師名 役職 免許取得 主な専門領域 資格など
井上 総一郎 副院長 1984年 消化器外科 日本外科学会専門医・指導医
瀬古 浩 医員 1990年 消化器外科 労働衛生コンサルタント
認定産業医
日医認定スポーツ医認定医
日本外科学会専門医
岸田 喜彦 名誉院長 1980年 小児外科 日本小児外科学会専門医
日本外科学会専門医

呼吸器外科

医師名 役職 免許取得 主な専門領域 資格など
杉原 実 非常勤 2014年 呼吸器外科 日本外科学会外科専門医

血管外科

医師名 役職 免許取得 主な専門領域 資格など
児玉 章朗 非常勤 1997年 血管外科 日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本心臓血管外科専門医・修練指導医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本血管外科学会認定血管内治療医

形成外科

診療概要・特色

 形成外科とは皮膚、軟部組織およびこれに隣接する諸臓器の先天異常、外傷、熱傷、あるいは腫瘍摘出後に生じた組織欠損や変形を、組織移植などの方法で形態的のみならず機能的にも修復再建し、患者様のQOLを図ることを目的とする外科学の新しい分野であります。従来の外科が、切除を主体とする切除外科とすれば、形成外科は切除した後の再建外科といえます。また、醜状変形した部分を可能な限りもとに戻す修復外科とも言えます。対象とする疾患は先天異常、腫瘍、外傷、熱傷、あざと広範囲であり、全身に及びます。具体的には、やけどやけがの後のケロイド、乳癌切除後の乳房再建、顔面神経麻痺、漏斗胸や鳩胸、床ずれ、手足や耳の形態異常、身体のどこかにできたしこり、眼瞼下垂、糖尿病性の足潰瘍などを扱います。
 これらのことでお悩みの方は、第1,3,5の木曜日の午後1時30分から外来を行っておりますので、遠慮なく相談に来てください。

医師名

役職 免許取得 主な専門領域 資格など
亀井 讓 非常勤 1985年 形成外科 日本形成外科学会指導医
日本手外科学会指導医
日本外科学会認定医
日本創傷外科専門医
皮膚腫瘍外科専門医

患者さんへ

当院では専門医制度と連携したデーターベース事業に参加しています。
National Clinical Database事務局
URL:http://www.ncd.or.jp/