リハビリテーション科

診療・各部門

リハビリテーション科は、病院リハビリ部門、訪問リハビリ部門、可児とうのう病院附属介護老人保健施設でのリハビリ部門(診療部)の3部門で構成されています。病院リハビリ部門では、主治医の指示のもとに理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が各々の専門性を生かして、急性期から維持期まで定期的にカン ファレンスで状況を確認しながら、治療・訓練・指導を行っています。退院前には安心してご自宅へ帰れるようにリハビリスタッフがご自宅へ出向き、実際に患 者様の動きを確認し、環境を整えるお手伝いをしています。また、他職種(医師、看護師、社会福祉士等)と連携し退院調整も行います。 退院後は、訪問リハビリ(リハビリスタッフがご自宅に出向いて行うリハビリ)に力を入れております。附属介護老人保健施設のスタッフとも密に連携をとっており、入所や通所リハビリ(デイケア)を利用される際に円滑に情報が共有できるように努めています。

病院リハビリ部門(外来・入院)

1)理学療法[PT:Physical Therapy]

理学療法士;16名 理学療法では、運動療法を通じて患者様の身体機能の回復を図り、基本的な動作の自立(起きる、立つ、歩く等)を目指し、寝たきりによる身体機能の低下や合併症の予防、痛みの緩和等も行います。 また、整形疾患や外科的疾患の手術によって生じる機能低下や基礎体力低下を予防し、早期離床を図る為に、手術後はもちろん、手術前より運動療法や呼吸リハビリテーションも行っています。

リハビリ
リハビリ
リハビリ
リハビリ

2)作業療法[OT:Occupational Therapy]

作業療法士;3名 作業療法では、運動や作業活動を通して身体・精神機能の回復を図りながら、残存機能を活用し、食事・更衣・トイレ動作・入浴動作等の実際の生活場面を想定した練習を行います。 また、日常生活動作の自立や介助量の軽減を目的とした自宅環境の調整、福祉用具・自助具の利用方法や工夫等を行い、日常生活に適応できる様に練習・説明を行います。

リハビリ
リハビリ
リハビリ
リハビリ

3)言語聴覚療法[ST:Speech Therapy]

言語聴覚士;2名 言語聴覚療法では、脳卒中による言語障害や高次脳機能障害、小児の言語発達遅滞や発音障害等の患者様を対象に言語感覚機能の獲得や維持または回復を図り、コミュニケーション能力や生活の質を高める為の訓練を行います。 また、誤嚥性肺炎等の嚥下機能障害の患者様に対し、安心・安全に食事ができるように、摂食・嚥下訓練も行っています。

リハビリ
リハビリ

訪問リハビリテーション部門

訪問リハビリテーションでは、脳梗塞後遺症やパーキンソン病等の神経疾患、変形性関節症等の整形疾患、廃用症候群等の幅広い疾患の方に対して、リハビリス タッフがご自宅に訪問しリハビリテーションを行っています。ご自宅で訓練を行う事で、患者様・利用者様の生活に即した実用性の高い日常生活動作訓練や指導を行うこと ができます。また、福祉用具のレンタルや購入、住宅改修等のアドバイスやご家族様への介助・介護方法の指導や相談も行っています。病院から自宅復帰された 患者様のリハビリテーションを行うことで、回復期から生活期にかけてリハビリテーションを継続して行うことが可能となります。 訪問リハビリテーションは、介護認定を受けている方が対象となりますが、一部医療保険の方も対応しています。 訪問リハビリテーションの開始にあたっては、主治医の指示(依頼)が必要となります。

リハビリ
リハビリ

住宅改修一例

リハビリ

出入り口に25cm程度の段差がありました。 昇降時につかまるところがなかったため、利用者様、ご家族、ケアマネージャー、住宅改修業者と相談し、扉の右側に縦手すりを設置しました。

【ご利用日時】

月~金曜8:30~12:00、13:00~17:15 ※土日、祝日及び年末年始は休業となります。
※空き状況により、ご希望(時間・曜日等)に添えない場合があります。

【リハビリ実施時間】

1件あたり、40分を予定しています。

【サービス提供範囲】

当院より実質距離で片道約15km以内を目安 (主な地区:可児市、御嵩町及び美濃加茂市の一部)
一部交通費をご負担いただくことがあります。詳細はお尋ねください。

【お問い合わせ先】

可児とうのう病院医療連携室(みどりの窓口) 医療福祉相談係  (電話番号) 0574-25-3120

空き状況はこちら

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可児とうのう病院付属介護老人保健施設リハビリ部門(診療部)

介護老人保健施設では、入所されている方や通所リハビリをご利用の方に対してリハビリを行っています。 入所されている方のリハビリは、ご自宅へ帰れるように、または施設で安心して過ごせるように生活に即したリハビリを行っています。 通所リハビリは、ご利用者様が生活機能の向上を図り、安定した在宅生活を送れるようにリハビリを行っています。通所リハビリを利用することで閉じこもりを防止し、心身機能やコミュニケーション能力、社会関係能力の維持・回復に役立ちます。

リハビリ職員を目指す方へ

可児とうのう病院は急性期から在宅まで幅広くみることができる職場です。入院中、在宅復帰に向け、しっかりとリハビリテーションを行うことができ、退院後も必要に応じて、リハビリ外来、訪問リハビリ、附属老健における通所リハビリで、一貫したリハビリテーションを提供することができます。 私たちと一緒に働いていただける方を募集しています。 〇リハビリ以外の業務例 病院部

病棟カンファレンス 整形外科リハビリ回診 退院調整会議  退院前自宅訪問指導 他職種等への技術指導 他職種への勉強会 糖尿病教室(運動療法担当)

訪問リハビリ部

附属訪問看護ステーションとの合同カンファレンス サービス担当者会議 介護職家族等への介助法指導

附属老健部

新規入所通所利用者判定会議 入所通所カンファレンス  通所利用者自宅訪問指導  入所退所前自宅訪問指導 他職種への勉強会 入所通所サービス担当者会議 他職種家族等への介助法指導

〇リハビリテーション科内症例検討会、院内勉強会・講習会、手術見学、実習生受け入れあり