施設長挨拶

 当施設は、近くに可児川が流れる緑豊かな自然に囲まれ、落ち着いた静かな環境に立地しています。窓を開けると、川のせせらぎや鳥の声が聞こえ、やすらぎを与えます。また、同じ敷地に急性期病院があり、救急時の対応等で安心いただけます。

 在宅復帰率などの厳しい条件を満たして認定された超強化型介護老人保健施設です。

 老人保健施設の役割は、病状は安定されていますが介護が必要なご高齢の方が住み慣れたご家庭に復帰できるように支援することです。医師、看護師、支援相談員、理学・作業療法士、管理栄養士など多くの職種のスタッフが、皆様の声に耳を傾けて、一緒に知恵をしぼって個々の事情や目標に合ったサービスを提供するように努めています。一日でも早く在宅復帰できるように、入浴、食事、レクリエーションなどに工夫をこらし、明るく家庭的な雰囲気を大事にしています。

 ご自宅に戻られてからも、身体を動かす・食べる・認知する機能を維持して、安定した生活を営んでほしいと思っています。在宅医療や介護サービス機関と連携し、当施設から通所や訪問リハビリテーションを提供して、自立した生活を支えます。生活に不自由がでてまいりましたら、ショートステイに入所いただき、集中してリハビリ訓練を行い、迅速に改善いただきます。介護されている方の一時的な休息(レスパイト)にもご利用ください。また、認知症カフェや介護教室をひらき、地域や家庭との結びつきを大切にしています。

 微力ではありますが、職員一丸となって、皆様の信頼と期待に応えられるように精進してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

施設長 梶田泰一