可児とうのう病院附属介護老人保健施設では、さまざまな研修を行っています。
研修を通して利用者のお役立てるよう、日々研鑚しています。
今回はそんな研修の一つ、ノルディックウォークを紹介します。
ノルディックウォークとは、約80年前にクロスカントリー選手の夏場トレーニングとして始まったと言われる、2本のポールを使ったフィットネスエクササイズの一種です。
老若男女を問わず腰やひざにあまり負担をかけずに効率よく運動できるため、近年多くの病院・施設で取り入られています。
ノルディックウォークをするには、スキーのストックのような2本のポール(棒)を使います。
このポールを調節し、自分の身長にあった長さにします。
調整が終わったら実際に歩いてみます。最初は右手と右足が一緒に動いてしまったり、まったくポールを使うことができなかったりと戸惑っていましたが、すぐに歩けるようになりました。
慣れてきたので場所を中庭へと移し、広いところで体験してみます。
職員からは、「体にあまり負担をかけず気軽に全身運動ができる」、「ポールを突くことにより上半身が起き姿勢よく歩くことができる」、「気が付けば長い距離を歩いていた」などいろいろな声がありました。
今後もたくさんの研修を行い知識と結び付け、利用者の方々へ役立てられるよう励んでまいります。