消化器内科


診療概要・特色

胃・食道などの上部消化管疾患ならびに大腸などの下部消化管疾患、肝・胆・膵疾患に対して、内視鏡室、消化器外科などと相互に連携し、早期診断・治療に努めております。

当院では苦痛の少ない経鼻内視鏡を導入し、早期胃癌に対しては内視鏡手術(ESD)を積極的に行っています。また、狭帯域光観察(NBI)を導入しています。他にも肝がんに対しラジオ凝固術を含めた治療を行っています。

平成21年4月よりカプセル内視鏡も導入されています。

【内視鏡システム】

当院は平成25年8月より、オリンパスLUCERA ELITEシリーズという内視鏡システムを上部下部内視鏡に導入致しました。従来の内視鏡システムと比較し光量が圧倒的に多く、新型CCDにより従来の画像よりも広角で高解像度になりました。通常の検査やNBI検査(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)や拡大内視鏡検査に優れた性能を発揮しており、病変発見率の向上や不必要な組織検査を減らす事ができるようになりました。

上部消化管内視鏡検査

先端部外径5.4mmの経鼻内視鏡や鎮静剤を併用した検査を行う事で、胃カメラが苦手な方でも受け入れやすい、苦痛の少ない検査を行う事が可能です。 腫瘍を疑う病変が見つかった場合、NBI検査や拡大内視鏡、超音波内視鏡検査などを適宜併用して、適切な診断をつける様にしております。 内視鏡的に切除が可能とされております粘膜内癌に対しては、積極的に内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)を実施しております(食道癌、胃癌)。 慢性胃炎の方はヘリコバクターピロリ菌が感染している可能性があり、内視鏡検査や検便、呼気試験、採血で確認しております。希望者には除菌治療を積極的に行っております。 その他の上部消化管内視鏡手技:以下のものが可能です。 食道静脈瘤結紮術、食道静脈瘤硬化療法、食道狭窄拡張術 胃静脈瘤硬化療法、異物除去術、胃ポリープ切除術、胃粘膜切除術、上部消化管止血術

胆管膵管検査

上部消化管内視鏡または側視型内視鏡を使用して、十二指腸球部~下行脚の観察や生検を行っています。 胆管膵管検査は身体的負担の少ないMRIやCTを第一選択に行っております。 腫瘍や胆管結石に対しては膵管・胆管生検を行ったり、十二指腸乳頭切開・十二指腸乳頭拡張術を介して狭窄解除(金属ステント挿入、プラスチックステント挿入、胆道ドレナージ術)を行っています。

空腸、回腸検査

回腸末端部分は大腸内視鏡で観察する事が可能ですが、それ以外の部分については、カプセル内視鏡を行っています。事前にカプセル内視鏡のダミーを服用して頂き、安全に肛門まで通過できる事を確認してからカプセル内視鏡を行い、画像の解析を当院ならびにカプセル内視鏡専門施設のダブルチェックで行っております。

下部消化管内視鏡検査

先端外径9.2mmで上部消化管内視鏡並みの細さと受動湾曲機能(大腸の形に沿って屈曲する)を有するPQ260Iという内視鏡を導入致しました。これにより、腸管癒着など従来の内視鏡検査では強い疼痛を感じておられました方でも検査時における苦痛の軽減を図る事が可能となりました。また炭酸ガス送気装置も導入しお腹の張りを軽減する事が可能となりました。これ以外の内視鏡も、当院ではPCFシリーズという細経内視鏡を標準で用いており、苦痛の軽減に努めております。病変が見つかった場合、適宜NBI検査や拡大内視鏡検査を併用し、内視鏡的に治療可能な病変についてはESD法やEMR法による粘膜切除を行っております。内視鏡による切除が困難な場合は外科に腹腔鏡下切除を含めた治療を依頼しています。 その他の下部消化管内視鏡検査:以下のものが可能です。 下部消化管止血術、大腸狭窄拡張術、 大腸ステント挿入術・イレウスチューブ挿入術

【肝臓の治療について】

慢性肝炎

診断の目的で、必要に応じ肝生検を行っています。 血液検査の結果を踏まえ、B型肝炎患者には核酸アナログ製剤投与、C型肝炎患者にはインターフェロン(リバビリン、シメプレビル併用)や内服療法(ダクルインザ.スンベプラ)を行っています。

肝臓癌

エコーやCT、MRIを併用して早期発見に努めています。発見された肝臓癌は発生部位や大きさにより、外科切除、ラジオ波凝固療法(RFA)、アルコール注入療法(PEIT)、肝動脈塞栓術(TACE)、抗癌剤持続動注療法、分子標的治療薬(ソラフェニブ)などの選択枝から治療を行っています。

治療トピックス

医師紹介

清水 達治 内科診療部長 日本内科学会認定内科医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本肝臓学会認定肝臓専門医
認定産業医
印藤 敏彦 内科(消化器)医長
佐藤 淳一 医員 日本内科学会認定内科医 
日本消化器病学会専門医 
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化管学会専門医
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